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- ここでは、今回初挑戦の5Standsについてお話しします。
上の図のようにトラップと同じく、5つの射台が横並びになっています。
ゲームは1R25枚撃ちで追射あり、ダブル射撃は無しで、クレーはコンピューターで制御された8台の放出機からランダムに放出されます。

上の写真は、射台後方のプーラーハウス兼放出機のある「やぐら」の上から撮影したものです。ラビットの雰囲気が、お分かり頂けると思います。
下の写真は迎え矢を出す放出機の辺りから撮影したものです。射面の放出機の配置にかなり高低差があるのですが、お分かり頂けるでしょうか?
また上の射面図では省略していますが、各射台は上下、前後、左右に枠があります。
この枠で銃の振りを制限するのです。

同様のものがスポーティングクレーでもありますが、これは射撃ラインの前方に何もない日本の射場と違い、斜め前に違う射台があったりするので、銃の振りを制限して安全を保つための物です。
5Standsでは、迎え矢や横っ飛びのクレー、そして近距離のラビットありで、しかも何が出るか分からないので、撃ち遅れた時にとんでもない所を撃てないようにして安全を確保しているのです。
後方に前方向に飛ばす放出機1台。3番、4番射台の間に1台、前方に横方向のラビット放出機1台、射手に向いている放出機1台、横方向に飛ばす放出機が左右に各2台の計8台を使用します。
ではいよいよ実射です。
ビデオの電池が切れてしまいあやふやな記憶だけですが、一人でしたので各射台で5枚づつ撃ちました。
最初の射台、最初を抜いてしまいましたが、残り4枚は取りました。
2番射台では全部取り、3番射台、4番射台で1枚抜いて20枚撃った時点で3枚抜きでした。
ところが、5番射台では疲れたのか4枚抜きをしてしまい、結局7枚抜きの18点でした。
後でガイドに言われたのですが、初めてで18枚は上等なのだそうです(^^ゞ。
もっとも当たった中の3〜4枚は、クレーが落ちる直前にまぐれの2の矢って感じの物がありました(^^ゞ
クレー自体は放物線を描いて飛んで行く、スピードの出ていない易しいクレーなのですが「何が出るか分からない」し、タイマーも掛かっているので視野を広く取り、放出音にも気を配り全神経を集中してクレーの放出を察知します。
ちょっとでも遅れれば、クレーはもう落下寸前になってしまいます。
しかし「何が出るか分からない」と言う緊張感は初めて味わいました。
それはスキートの「何時出るか分からない」や、トラップの「左右、ストレートのいずれが出るか分からない」とは比較にならないほどでした。
頭上を飛び越して行く追い矢、高い高度を保ちながら自分に向かってくるクレー、自分が立っている真横から出るクレー、すぐ前方の地面を転がるクレーと、色々なクレーが同じゲームで撃てる、そしてランダムに出てくる、とってもエキサイトな射撃でした。
私の拙劣な表現では、きっとその半分も理解していただけないと思いますが、筆者は国内外で色々な射撃を体験しましたが、今回の5Standsは今までで最高に面白い射撃でした。
トラップもスキートもフィールド射撃も5Standsの前では色あせて見えてしまいます。
こんな射撃を作り出したアメリカ人の楽しみ方の上手さに関心すると共に、特定のエリート射手中心で懐の狭い射撃しか選択できない一般日本人射手は不幸だと痛切に感じました。
これと同じレイアウトは日本では無理でしょうが、兼用射台を多少改装すれば似たような射撃が、射場令の改正という難関がありますが実現可能なのではないかと思います。
日本でもこんな射撃が出来ればと切に望みます。
猟用資材工業会や射場協の方も「無理だ」の一点張りでなく、実現に努力してください。
貴方達にも我々にも、絶対メリットがあるはずです。
射面図製作者からご注意
Tomi氏の文中にもあった通り、頁始めの射面図は、あくまでもクレーの放出方向と射台との関係を表した「概念図」程度にお考え下さい。
また、図ではクレーハウスと区別する為に、各射台が平らなマット状になっていますが、実際の射台は安全確保の面から、枠で囲まれたケージになっています。
以上、予めご了承のほど、よろしくお願い致します。
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