| ■Shotgun Lifeを10倍楽しもう!VOL.1■ |
| Written by Tomi/Taicho | ||
| 私は散弾銃を所持して満7年を越しました。 どちらかと言えばマニアっ気があり、特に公式戦に出場するでもない、そして、飽きっぽくて忍耐強くない私が「射撃」を7年もやってこられたのは偏に素晴らしい先輩諸氏&射友に囲まれ、色々な射撃の楽しみ方を教えていただいたからだったと思います。 射撃、って私自身、点数に拘りがないかと言えば嘘になりますが、公式戦などに出て点数を追うことだけが射撃の楽しみじゃありません! 勿論、公式戦に出場し己を高めることは素晴らしいことだと思いますが、誰しもが時間的、金銭的、その他の理由で挑めるモノではありません。 公式戦参戦者は散弾銃所持者で3〜4%程度と言う数字が(注)、いかに数少ない散弾銃所持者の中でも一般的でないかを物語っています。(注:実際に時々でも射撃をする人達の中では20%〜30%位でしょうか?) 文才が欠ける私如きなどではなかなかそれをお伝えする事は難しいと思いますが、皆さんにそれらを少しでもお伝え出来たらと思いこの企画に参加させていただきました。 ■レミントン870との出会い■
私がまだ散弾銃を取得して間もない頃、行きつけの銃砲店の大会でトラップ射撃に参加していた時、待ち時間にスキート射撃を見学していたときでした。「バンカシャバン」と上下二連銃とも自動銃の発射音とも違う、聞き慣れない音を聞きました。 近づいて見るとポンプアクションのショットガンでスキートを撃っている年輩の方がいらっしゃいました。 それも自動銃の発射サイクルに勝るとも劣らず、鮮やかな銃さばきでスキートのダブル射撃(ハイハウスとローハウスの標的同時放出)をバシバシと落とされていました。 ポンプアクションのショットガンも許可になるのは知っていましたが、一発勝負の実猟位にしか使用できないと思っていた私にはとてもショックでした。 ちょっと、見かけが取っつきにくそうな方でしたが勇気を出してその年輩の方に話を聞くことにしました。 まず始めに銃を見せて頂きました。そのポンプアクションのショットガンは、レミントンの870でした。 もうその方は870を20年ほど猟に、射撃に使われているそうでスキートで満点を出されたこともあるそうです。 自分にはとても使えないだろうと思っているとその方が「君もこれを使ってみたらどうだい?値段も手頃だし、君なら若いからスグに使えるようになるだろう。 なぁ〜に、1000発も撃てばダブル射撃も余裕で間に合うようになるさ」とおっしゃってくれました。
スキートにも、レミントン870にも、元々興味のあった私は、その数ヶ月後にはREM870を自分のものとしていたのでした。その頃は、今のように並行輸入が盛んでなかったので、正規物をほぼ定価の25万円で掴まされてしまいまいた・・ 今なら新銃で10万位で買えるのに(~~メ) トラップからスキートの転向と同時に、銃も引き金を引けば弾の出る上下二連や自動銃ではなく操作しないと次弾の発射されない手動銃ですから初撃ちは惨憺たる物でありました。 しかし、自分で操作して撃っているんだ、と言う感触が何とも言えずいい感じでした。 しばらくは、後矢は「撃つだけ」の状況が続きました。 ある日、先に話の出たレピーター使いの方からこんなアドバイスをもらいました。 「力を入れて引こう引こうとするのではなく、先台を持つ手には力を入れず、気持ちを前へ前へ持っていくといいよ」と言われました。 最初は「???それで引けるのかな〜」と思ったのです。 実際撃っていると、思いっきり早く引こうとして力を入れるとレピーターって引けないんですよ。 ロッキングブロックが閉鎖状態で手前に引かれることによりがっちりと噛み合っちゃって発射後もロッキングブロックが落ちず、閉鎖解除が出来ない=レピーターの先台が引けない、状況になるんです。 前述の、レピーターの師匠から教わったポンプアクションの素早い引き方をCLAY-ZY SHOOTERS HPを見てくれた貴方だけに教えちゃいます(^^;) フォアアームを持つ左手を力を抜いて添えておき、ガチガチに引こうと思う気持ち押さえ、軽く、気持ち、引こうというつもりでいれば、撃ったときの反動で自然と、かつスピィーディーに引けちゃうんです。 後は、フォアアームを前に押してやるだけで次弾発射の準備はOKです。 シングルの時は撃ち終わってからスライドを引いてはダメです。 いつもダブルのつもりで素早く引く練習をしましょう。 この「ちょっとしたコツ」を知ってから、かなりレピーターを早く連射出来る様になりました。 半年後くらいには自動銃並み、と迄は行きませんでしたが、スキートのダブル射撃の後矢、トラップの2の矢には十分間に合うほど、REM870を扱えるようになりました。
その後、ちゃんとしたスキート用上下二連も入手しましたが未だにREM870でスキートを撃つのが楽しくてやめられません。また、REM870はとてつもなく堅牢な銃で、所持してから2万発以上を撃っていますが、全く故障したことがありません。 射撃に行くときは常に、撃針などの予備部品を持っていますが870に関しては一度も使ったことがありません。 ガスオートは、最近でこそガス圧調整機能の搭載により、装弾量の多少によるガス圧力の差が作動に影響与えることも少なくなりましたが、それでも射撃用軽装弾の種類によっては回転不良が頻発したり、スラッグなどの強装弾を撃ちまくれば、強すぎるガス圧の為に早期開放や、遊底が後退する速度が速すぎて銃を痛め、故障の原因になったりすることもあります。 ガスオートの場合は当たる当てない以前に、軽装弾での快適な回転、重装弾使用での耐久性を得るには装弾にあった銃身をチョイスしてやる必要が有ります。 でも、REM870は手動銃故に、同じ銃身で射撃用軽装弾から実猟用重装弾、スラッグ、まで難なく撃てます(ただし、2・3/4吋薬室では当然3吋装弾はダメ、また古い870は3インチ薬室銃身を装着しても3インチ装弾を撃ってはいけない物も有ります)。 口径12番、26吋、交換絞り銃身ならクレー射撃全般、スラッグを撃つだけ(余りまとまらないかも)なら十分です。 クレー射撃全般と言いましたが、コレで公式戦に使うのはルール上は違反でないですが止めておいた方がよろしいかと思います。 公式戦で頑張ろうと思っておられる方は、上下二連射撃専用銃をお勧めします。 国内でも安価で豊富な替え銃身が出回っているため、それぞれの用途に合わせた替え銃身を入手すると、さらに使用範囲が広がり、性能的にもカナリの物です。 REM870の替え銃身は非常に多くの種類があるのですが、現在、新品で入手出来る比較的メジャーに使われている銃身と用途を紹介します。 ■20吋ライフルサイト銃身(ディアバレル) 現在、新品で流通しているのは1/2ライフルドバレルか交換絞り式スムースボア。 スラッグ射撃○、交換絞り式スムースボアならスキートも○ 装着した姿は一番かっこいい・・・と思う。 スラッグ射撃時、レシーバーにスコープをつけようと思うならば、後述のスコープマウント付き銃身の方がお勧め! はっきり言ってレシーバーと銃身の結合部には、カナリのガタがあるので余り当たりません。 色々な方法で克服されて乗り越えた方もいらっしゃいますが・・・。 ■26吋リブ付き、交換絞り式銃身 買うなら絶対に交換絞り式 スキート射撃○、フィールド射撃○、トラップ射撃△、実猟−近中距離○ ■28吋リブ付き、交換絞り式銃身 これも、買うなら絶対に交換絞り式 スキート射撃△(長すぎて取り回しが辛い)、フィールド射撃○(スキート系の種目がちょっと辛いかも)、トラップ射撃○、実猟−中遠距離○ ■26吋、1/2ライフルドバレル、カンチレバータイプ ライフルドバレル−使用弾は必ずサボットタイプを。 もしも射撃オンリーならば迷わず26吋ヘビーバレルでしょう。 超肉厚で弾数を多く撃つときも熱を持ちにくいし、国内法で散弾銃のライフリングは銃身長の1/2以下とする法律があるため、元々の長さが長い分、ライフリング部分も長いため少しは有利・・・。 下手の横好きの私では立射では余り当たりませんが、依託射撃では20番ボルトアクションスラッグ射撃専用銃のグルーピングに引けを取りません。 狩猟にも使う予定があるなら、26吋ヘビーバレルはとても担いで長時間歩ける代物ではないので20、24吋の銃身の方が良いでしょう。
私は現在、20吋スムースボアライフルサイト銃身、26吋リブ付き交換絞り式銃身、26吋1/2ライフルドバレル・カンチレバータイプの3本を所持しています。現在、トラップ、スキート専用銃も所持していますが上記の銃身3本があればたいていの散弾銃を用いる射撃に、専用銃にはかないませんが一通りこなせます。 また、所持している銃の替え銃身は購入後、すみやかに登録するだけで所持、使用できますから所持丁数を増やすことなく色々な射撃にトライ出来るのも魅力ですね。 ポンプアクションが使いこなせてもはっきり言って射撃会でハンディーが付く訳でも何でもなく、得をする、事は全くありません。 上下二連銃に比べれば点数を追う事に関してはフリであることも間違い有りませんし、お節介な人に捕まれば何でわざわざ不利なガンを使うの?と嫌みを言われることだって有ります。
でもね、車やカメラ、その他機械物が何でもかんでもオートマティクになってきたこの時代に、敢えて使用するのに熟練を要する機械を使いこなす事にチャレンジするのも良いと思いませんか?ただ、トリガーを引けば次弾が発射できる銃。 それは勿論有意義なことですが、次弾発射のためには自分がガンのパーツの一部にならなければ次弾が撃てない手動連発銃・・・・チャレンジしてみませんか? ご意見、ご希望はページマスター宛て又はrem870@mba.nifty.ne.jp Tomi まで。 VOL2に続く(かも^o^;) 以後企画中 | ||