毎年恒例のSHOTSHOWレポートです。 各画像はクリックすることで、拡大画像が表示されます(拡大されない画像もあります)。 |
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今年も毎年恒例になった、SHOTSHOWレポートの時期がやって参りました。 まず何よりも最初に、皆さまご記憶に新しいかと思いますが昨年、ニューヨークを中心にSHOTSHOW開催国であるアメリカがテロリズムによる無差別攻撃を受けました。 この場を借りてお亡くなりになられた方々、被害に遭われた方々へ深い哀悼の意を捧げると共に、一刻も早く平和な世界になりますように願って止みません。 では早速レポートさせて頂きますが、今年はSHOTSHOWレポートの他にLasVegasレポートもございます。 LasVegasに興味のない方には誠に申し訳ございませんが、インドアレンジでの射撃の様子も簡単にレポートしておりますので、出来ましたら両方ともお読み頂けますと書き手としてこれ以上の幸せはございません。
今年のSHOTSHOWは二年ぶりにネバダ州ラスベガスで開催されました。会場はラスベガスヒルトンホテルに併設されている、Las Vegas Convention Centerで2月2日〜5日までの開催でした。 SHOTSHOWは毎年の開催ですが、ご存知のように銃砲は画期的な新製品が多数発売されると言った業界ではありません。 また当サイトの方向性により、ショットガン(散弾銃)が主なレポート対象になります。 従ってSHOWレポート自体も例年と同様なものになりやすいのですが、この辺は予めご理解をお願い致します。
さて、あまり画期的な新製品が発売されにくいと書きましたが、銃器以外の関連用品、つまり狩猟用品や射撃用品に関しては毎年チョット目につくような物が展示されます。問題は会場が広く出展者数も多いので、そういった面白そうな物を扱っているブースをいかに探すかと言うことです。 私たちは会場の端の方から見て回りましたが、今年はアメリカも不景気なのか、チョット興味あり気に見ているとすぐにセールスが話しかけて来ます^^; 商談するほど英語力のない私は良いのですが、大佐ぁさんは捕まってしまうと話が長くなってしまい難儀そうでした^^ゞ(ご苦労さまでした>大佐ぁさん)
まずは、そんなブースで見つけたリコイルパッドです。このパッドはカラフルで非常に柔軟なゴム素材で出来ており、指でグッと押すとかなり凹むくらい柔らかです。 画像では分かりにくいかと思いますがスキート用もラインナップされていて、スキートモデルにはパッド上部の一部分に硬質プラスチックが埋め込まれています。 もちろん、これは挙銃動作の妨げにならないようにとの配慮ですが、試したみたところ、やはり少々引っかかってしまいました。 どうやらあまりスキートには向かないパッドのようです。 この柔らかい素材のパッド、すでに国内で見かけられた方もいらっしゃると思いますが、特にトラップを撃たれる方には良さそうな感じがしました。 加工も簡単との事でしたので、これから射場などでちょくちょく目にするようになるかも知れません。
あと、画像はありませんが俗に言うマグライト(ビーム系ライト)が従来のバルブから高輝度LEDを束ねた物に変わって来ています。ビーム色も白色から黄色、青とLEDを利用出来るようになってカラフルに、肝心の明るさも必要十分に思われました。 これからはこういった新デバイスの製品がどんどん増えて行くでしょう。 クレー放出機メーカーではLAPORTEが出展していました。 私らが見ていたら、タイヤの付いたキャリアを引いて移動出来る放出機をさかんに説明してくれましたが、残念なことに日本はメーカーの意図した通りの使用方法が出来る環境にはないようです。 右の画像はLAPORTEのアメリカントラップ用の放出機です。
銃器以外で目立ったのはこんなところでしょうか…もちろん、細かく挙げていたらキリがありません。 とにかくキャンピングカー、四輪バギー、ガンロッカー、ガンケース、デコイ、照星、スコープ、プロテクター、ハンティング用エキップメント、ウェア、通信機、野外調理器、射撃トレーニング設備など、射撃や狩猟、アウトドアに関するありとあらゆる物が一堂に会してます。 会場内の画像がありますので、雰囲気だけでもご想像して頂いてお楽しみ下さい。 中にはほとんどビョ〜キとしか思えないようなこんな展示も…(笑)。 原則的に写真撮影禁止の会場でこれに向けてカメラを構えるのにも相当の勇気が必要です。
次に銃器の方ですが、いくつか気になったメーカーを簡単にレポートしてみます。その銃器ですが、より私たちに関係の深い散弾銃・ライフルについては「NEW」と書かれたラベルを探す方が苦労します。 ニューモデルはほんの一握りにも満たず、Perazziのように新製品はおろか、カタログさえリニューアルしていないメーカーもありました。 ■Mossberg スライドアクションのショットガンの展示で、Double Actionの文字が目を引いたのでちょっと見てみました。画像右上DOUBLE ACTIONの文字がお分かりになるでしょうか? 最初は一発目を発射した後に、フォアアームのスライド動作だけで次弾を発射するのかと思いましたが、実際に操作してみるとそうではないようです。 どうもカタログ等で見る限りではトリガーをロングストロークにする事で、安全性を上げて誤射や暴発を防ぐ為でしょうか? これは想像ですが、もしかしたらこの様な銃器を使用する捜査機関などから、そのような仕様の指示が出ているのかも知れません。(画像左) ■Remington 毎度ながら、このメーカーはウェア、用品、装弾、銃器とSHOTSHOW最大規模の出展をしています。 上の画像中央のModel-870はポンプ(スライド)アクションでは定番中の定番の銃ですが、今年はそのModel-870(Wingmaster、Express、Express Youth)に新しく16番(16GA)がラインナップされていました。(下の二丁) この番径はちょうど12番と20番の中間に位置するもので、日本国内でももちろん銃刀法で許可範囲内の番径です。 個人的にも興味がある番径ですが如何せん装弾が高価で、国内での一般的な入手もまだまだ難しいと思われます。 銃自体は20番より扱い易いでしょうし、これが普及すれば面白いと思うのですがどうでしょう…? 上画像右端はRemington Premier STSと言う装弾のリロード時の変形具合を撮ったものです。 一番右端の物は11回リローディングしたシェルですが、Webの画像では分かりにくいでしょうね。 これはオリジナルデジカメ画像(1280×960)でようやく分かる程ですから、この画像だけはクリックするとオリジナルファイルを表示するようにしておきます。(ファイルサイズ約210KB)
左は新しいスチール装弾と、従来の鉛装弾を比較したパターンデータです。カタログコピーですが、この画像も良く分かるように拡大画像をオリジナルにしておきます。(850×638/ファイルサイズ約210KB) 鉛害が環境問題として注目を集めるようになりつつある昨今、スチール装弾もどんどん進化して行っているようです。 実はRemingtonのニューモデルには、Model-332と言う12番の上下二連銃も出ていたのですが、さっくりと画像を撮るのを忘れてしまいました。 取りあえず『そんなのもあったよ』と、ご報告だけさせて頂きます(^o^;;(反省!) ■Beretta Berettaのショットガンで独立した展示台に置かれていた銃がこれ。(上画像) モデルはA391ですがXTREMA3.5と言うネーミングからお分かりのように、3.5インチまで撃つ事が出来るガスオペレーションセミオート銃です。 果たして日本国内でどれだけ売れるか、また日本で販売されるかどうかも今のところ不明です。 3.5インチと言う需要が国内にはあまりないとは思うのですが、日本のベレッタファンは多いですからね^^ シンセティックの元台と先台に、チェッカリングの代わりにグリップラバーが埋め込まれて(貼り付けられて)いるのですが、このラバーの形状と言うか、配置デザインの妙はさすがイタリアンと言ったところでしょう。
デザインと言えば、Model-686ですが機関部の彫刻デザインがこんなの(右画像)になっていました。前出のA391-XTREMA3.5と言い、Model-682の機関部の彫刻と言い、好みが分かれる部分ではありますが自分は好きなデザインです。 でもきっと、『なんじゃこりゃ?』と思われる方も多いでしょう^^; シンプルな線だけでこの様なデザインをするところこそデザイナーの腕の見せどころであって、上手いこと、若々しくスポーティにまとめていると思うのですが…。 ■Perazzi
Perazziと言っても、冒頭でも書いたように特に変わりばえはありません。2000年から基本的に変わっていないのに画像を出したのは、この銃の場所だけ人だかりが出来ていたからで、どうしてかなと思ったらEXTRAシリーズが展示されていました。 ただ単に、滅多に拝めない高価な銃があるんで興味本位で人が集まっていただけみたいです(^^ゞ しばらく見ていると、大抵の人はまず恐る恐る手に取ってみる→丁寧に折って開放してみる→閉鎖してみる→構えてみる→周りを見て、思い切ったようにハンマーを落とし、速攻でその場から去る…の繰り返しでした(^o^;; とにかくカタログも2000年のままですし、儲かっているんだかどうなんだか良く分からないメーカーです。(うん、でもきっと儲かっているんでしょう。) ■Browning
次はBrowningです。CITORI-525と言うスポーティングクレー用のニューモデルが出展されていました。 銃自体はMIROKUのボックスロックの上下二連銃ですが、銃身に開けられたガスポートに銃身から突き出した交換チョークと、最近のスポーティング銃のトレンドをそのまま形にしたと言った感じです。 拡大画像をご覧頂くとお分かりかと思いますが、銃身先端部でゴールドメッキ処理されたチョークのデザインがちょっと洒落ていて面白いです。 ■SKB(USA) 銃メーカー最後はSKB…、とは言ってもUSAのSKBです。 アメリカの市場向けらしいのは、やはり中央に見えるアメリカントラップ用の銃でしょう。 もちろんリストプライスでしょうが、プライスカードには$5795とあります。 画像の中に見えるのは定番の蛍光照星です。注意してご覧頂くと分かりますが、HIVIZの物がSKBの名前で販売されていました。 これそのまま日本に持って来ても売れると思うんですけど…(^o^) ■番外編 最後はおまけと言うか、番外編の画像です。 まず左端はBerettaブースにあったショーケースです。 中に貼られているポスターは露光ミスでも印刷ミスでもありません。 実はショーケースの横に左右に赤色と青色のセロファンを貼った特性メガネがあり、これを掛けて見ると浮き出して見えると言う、学研の「科学と学習」シリーズもビックリな仕掛け(^^ゞ 画像中央はご存知、Arma-Lite。 日本国内では許可について色々と物議を醸しているようですが、個人的な考えを言わせて頂ければ、あくまでも法の範囲内と言うことを前提に、一度は所持してみたい銃だと思います。 最後に右端はカモフラの全身ウェア。 決して中央の女性を狙って撮った訳ではございません(^o^;; ふと、「ヒバゴン」(悲しいくらい古い)って単語が脳裏をよぎったのですが、これを着て日本の猟野で狩猟に従事することは厳禁です。 以上、簡単及び私見に満ちたSHOTSHOWレポート2002を締めくくらせて頂きます。 私は昨年のSHOTSHOWの様子を詳しくは知らないのですが、一昨年、同じラスベガスで開かれた2000年SHOTSHOWから比べると、ちょっと…ほんのチョットですが…賑やかさが足りないような気がしました。 やはり景気後退やテロの影響があるのは否めない事でしょう… が同時に、それに負けないよう、売り手側も買い手側も純粋にビジネスを遂行しようと言う、ある種の情熱のようなものを感じたのも事実です。 きっと次回のSHOTSHOWでは、復活した力強いアメリカを体験させてもらえるに違いありません。 それを楽しみに、それではまた来年…SHOTSHOWレポート2003でお会い致しましょう。 ちなみに、SHOTSHOW 2003は2月13日〜16日、フロリダ、オーランドでの開催予定です。 んでもって、次のレポートは今まで通りに大佐ぁさんが書きます…きっと(笑) | ||